2014年 豪雪
雪に埋もれたメガソーラー。
−
−
U
既に写真のような溝を造った場合の対策は・・・こうすると良い!
写真のようにU字にように生分解防草シート「ソーラーパーフェクト」をしいて溝を覆う。
生分解防草シート「ソーラー パーフェクト」は土壌微生物で分解され、数年後土壌に還るから都合が良い。
ドロ除去が非常に楽に出来る!
ところが、それ以外の防草シートでは、ドロが溜まって手におえなくなる!
溝
注意
雪対策に通路に「溝」を掘る。
非常に良いアイデアのようであるが、とんでもない思い違いである。
メガーソーラーでは、この溝の総延長が何万mにもなる。
この溝エリアの雑草処理というのは、水田をやった人なら理解出来るが、
コンクリートU字溝でない場合は、一年に何回も水路の手入れをする。
日本の夏には、時々雨が降るので、この溝がパネルから落下した雨水を流す水路にもなる。
この湿度、水分で、溝の両側は雑草が大繁茂することになる。
溝だから・・・・草刈しなければならない。延べ何万mも・・・。真夏の猛暑の中!
しかも毎年・・・20年間。
除草剤は・・・河川の汚染につながるから使えない。
何万mに溝の雑草対策。多大なコストが必要になる。
架台を高くすれば「溝」は必要ない。
この場合は光の入射角度で・・・パネルの奥くまで光が差し込むから、
パネル下にも雑草が繁茂する。
架台を高くすれば・・・雑草の問題が出てくる。
そういうことで、パネル下に雑草対策として砕石、防草シートを敷く必要が出てくる。
積雪エリアにおけるソーラーは、暖地にない問題があるが、
この問題を一挙に解決するのが菌根イソギク緑化である。
まさに理想と究極を実現した緑化である。
架台が低い場合は、このような状態になる。
パネルに雪が堆積すれば当然発電能力低下。
通路に堆積した雪。
夏には、この雪でも大丈夫な植物でなければならない。
この固い雪に耐えられるのは菌根イソギク緑化のみである。
菌根イソギクはこの雪の下で生きられる。
菌根イソギク緑化は積雪地帯メガソーラー、遊休地ソーラーの救世主
上の写真の雪の下で行き続けた菌根イソギク。
晩秋にはこのように美しい花が満開になる。
一度植えれば永年・・・こう状態になる。
菌根イソギクの耐雪試験
日本再生循環緑化研究所の温室
道路側には、除雪の雪が2m以上堆積。
12月から3月まで雪が堆積する。
メガソーラーも積雪エリアでは・・・こういう状態になる。
この雪の下で生きる植物でなければ、
ソーラー通路では緑化できない。
菌根イソギクは、このような雪の下でも全然大丈夫な植物である。
写真は架台を安くするために低くした遊休地太陽光発電施設である。
パネルに積もった雪は滑り落ちる。
通路の山のように堆積することになる。
この雪対策として・・・通路の雪が積もる場所に「溝」を掘った状態。
この溝に雪を入れる・・・というもの。
これで問題解決ということにはならない。
夏、雨が降れば・・・この溝は多湿状態になる。
溝の近くは・・・この湿度で雑草が大繁茂するエリアになる。
湿度と植物の関係の問題が生まれる。
この溝近辺の雑草対策コストが莫大になる!
裸地では豪雨で泥水が・・・下流に流れる。
○架台の高さと通路の幅が非常に重要な問題。
架台が低ければ直ぐに通路は雪に埋まり、
その後に降った雪はパネルの上に積もる。
当然発電できない状態になる。
通路の幅が広ければ、日当たりがよいので夏雑草が大繁茂。
○ この溝のエリアを夏場どうする・・・ 通路をどうする???
砕石を敷けばヒートアイランド化して発電が低下。
そこで植物を植えることになるが・・・・
クローバーではダメである。
通路に堆積した雪で・・・クローバーに雪腐れ病が発生するからである。
そういうことで・・・・
菌根イソギク緑化が理想である。
菌根イソギク緑化「すずかぜ 花 ソーラー」参照。
日本列島は南北に細長い。
雪の積もるエリアと、雪のないエリアでは、問題点が大きく異なる。
ここでは積雪エリアにおけるメガソーラー、遊休地ソーラーについて考察する。
積雪地帯で一番問題になるメンテナンスでは当然雪対策。
これは雪国の人でなければ想定出来ないこともある。
架台の高さ、通路の幅、除雪、通路植える植物、通路の草対策・・・。
積雪エリアにおけるメガソーラー 遊休地ソーラーの問題点
その解決方法
2014年 2月の記録的な積雪。 こういう雪をを想定したソーラー。
yuukyuu sekisetu 1